映画『瞳の奥の秘密』(The Secret In Their Eyes; El Secreto De Sus Ojos)のサウンドトラックを取り寄せて、聴きはじめた。
作曲:Federico JusidとEmilio Kauderer(どちらも全く知らぬ)
演奏:ブルガリア交響楽団、Devan Pavnov指揮、チェロ Marston Smith。
録音:ソフィア、ブルガリア
ワーナー・ミュージック・アルゼンチン 1136-99705-2
"MainTheme"は、アルゼンチン版の"鳥の歌"のように思える。カザルスで聴きたい。
秀逸なのは、やはり"The Train Leaves"という題のアダージョ。ブエノスアイレスの駅で、後ろ髪をひかれ続ける別離のシーンが目に浮かぶ。"Farewell"というピアノソロのバージョンもある。
"In The Cage"。シーンを思い出すだけで、深く打ち沈む。
驚くべきは(映画の挿入歌だから有って当然だけど)、イシドロ・ゴメスのテーマ曲もある。一握の砂、悲しきゴメス。