それは、初めてビリー・ジョエルを聴いたときの衝撃に似ていた。しかし、違いがあった。
ビリー・ジョエルには、殺伐とした都市の街角や、闇をかいくぐって、しぶとく生きていこうという、動物的な野生本能が、息吹いていた。
ダニエル・パウターは、まずはじめに、諦観がある。諦観といっても、厭世的なものではなく、なんとかなるさ、明日は明日の風が吹く、良いときもあれば悪い時もある、という感覚だ。その、肩肘が張らない、自分のありのままを、離れた自分が見つめている、見守っている、そんな感覚だ。
『フリー・ループ』という曲が颯爽としていて、格好良い。その、ミュージック・ビデオも、ショートムービーをも観ているようで、これまた心地よい。
Official Youtube →
http://www.youtube.com/watch?v=vEY_mg2y-rg
彼の
『バッド・デイ』を、ある人のブログで知って、感銘したのは、つい先頃だが、自分にとっては、癒しの音楽の世界がさらにさらに広がっていく気がする。
Official Youtube →
http://www.youtube.com/watch?v=gH476CxJxfg